ボクの席は。

1年生の2学期くらいから
ボクの席は　【特等席】
新幹線で言うならグリーン席
飛行機で言うならビジネスクラス
先生方の配慮で　前後と片側に
整理棚を配置してもらっている
先生方の“本人が落ち着いて居られる”
との判断で
ボクの事を保育園時代から守ってくれている
お友達をボクの席の前にしてもらったこともあったが、
しょっちゅう振り向かれるのがダメで
ボクだけ離れ小島的になっている
1年生の時は、その周りの棚にいろんなものが
貼ってあった
まずは、
①1週間の予定表
黒板を見て、それをノートに写すことは、
ボクにとって至難の業

②ボクの大好きなクワガタの絵、

③夏休みの課題の動物の絵、

など。

2年生の1学期は、ボクがさみしくないようにと

④家族の写真を先生が貼ってくれた

先週末の事
学校から帰るなり

　『ボク、みんなと同じように二人ずつの席がいいな。
　　だって、ひとりじゃさみしいもん！』

おお

こんな言葉がボクの口からこんなにも早々に出てくるとは
夢にも思わなかったよ

　『じゃあ、先生にお便り書くね』

まずは周りの棚をすべて取ってもらい、
席を隣の子とくっつけてもらったようす
先生は、これでしばらく様子を見てみます
と、お便りにお返事を下さった
ちちに話すと、
　　
　『俺は、ああやってボクだけ囲むのは　イジメかよと思ったよ』

はは『違うよ、先生がああした方が　ボクが落ち着いて居られるから、そうしてくれたんだと思うよ』

ちち『そうかなぁ・・・・いや、俺は反対だったね』

まぁ　とにかく
今は　ふ・つ・う
に、戻ったんだからいいじゃない
また、ダメになるかもしれないけど
そしたらその時、考えよう

あれから、1週間
授業中、寝てしまう事もあるけど
（本人申告）
みんなと同じようにテストを受けたり、
行動したり、休み時間も自分なりに色々なお友達と
過ごしているみたいです

夜は相変わらず、熟睡できないみたいで
2～3度はむくっと起きては
　『この部屋は怖いよ～眠れないよ～』
と、ワァーンと泣いています
私も眠いので　そういう時のボクには
　『好きなトコで寝ていいよ』
と言うと、
下に降りて行って
犬と寝ているようです
安心するのかな
愛犬よ、くれぐれもボクを頼みますよ